電気事業連合会の勝野哲会長は、ミサイルが原発に撃ち込まれても「大量の放射性物質は出ない」と発言しました。
電気事業連合会・勝野哲会長:「ミサイルが(原発に)着弾して建物等に大きな被害が出たとしても、(放射性物質を)冷やす、閉じ込めるという措置はできる限りできるのではないかと」
電気事業連合会の勝野会長は、原発の新たな規制基準が「航空機の突入にも対応できる」とされていることを引き合いに、ミサイルが撃ち込まれても「放射性物質が大量に放出されない」と述べました。しかし、電事連によりますと、原発にはミサイルに特化した対策はされていないということです。(
テレ朝news http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000110141.html)
『(放射性物質を)冷やす、閉じ込めるという措置はできる限りできる』・・「できる限り」がどれほどのものかは?なのだが、何を根拠に楽観視しているのか全く理解不能。
ミサイルは貫通弾で地中深くまでぶ厚いコンクリートを貫通するタイプかも知れない。
爆発の威力もどれほどのものか?
その際には物理的に施設のかなりの部位を破壊される。
言うまでもなく原発の燃料は365日24時間常時水を循環させて冷やし続けなければ熱暴走を起こしメルトダウンしいてはメルトスルーというコントロール不能の状態に陥り最悪の毒物をまき散らす。
外部・内部の配管や電力送電線も破損のリスク、
内部の制御系も同様、
非常用の発電機や装置類も破損のリスク。
ミサイルが通常の爆弾ではなく、生物化学兵器だったら?
考えたくはないけど・・核搭載していて核爆発だったら?・・本気でコントロールできると思っているの???
そんな場所で誰が運転(稼働)させるというの?
津波に襲われた福島第一原発以上に悲惨で厄介な状況になるだろう。
北がこの先どんな行動を起こすのか予想もできないというのに「原発」を更に再稼働したがるとは狂気の沙汰としか思えない。